昇格試験

昇格試験に落ちたら退職?長年たまった気持ちを整理するタイミング。

昇格試験に落ちたら退職するのか

昇格試験に落ちた時に悩んでしまう

  • 退職したほうがいいのか
  • 昇進した同僚がうらやましい気持ちへの対処
  • 一生懸命やってきた日々は何だったのか、虚しさへの対処
  • 評価されない自分は変われるのか
  • 転職活動しながら続けてみる

という重い課題について、考えてみます。一つ一つ丁寧に見ていくので、一緒に考えてみてください。

これらの項目は自分が評定を受けた時に、実際に思ったことでもあります。どうやって気持ちを切り替えていったかも記載するので参考にしてくださいね。

昇格試験に落ちたら退職が頭をよぎる

そうなんです。昇格試験に落ちてしばらくすると「退職したい」と思うようになります。あれだけ毎日頑張っていた自分。毎日の業務をこなし、成績もしっかりと上げていた自分がなぜ落ちてしまう?

自分は不要だと言われたと同じだと考えてしまうと、辞めるべきだと結論づけてしまいがちです。

ばんそうこう
ばんそうこう
でも、早急に決断するのは待ってほしい。まだまだ長い職場人生にはわからないことがたくさんあります。

順調に昇進する同僚がうらやましい

同じ時に昇格試験を受けた同僚や後輩が受かっていくのを見ると、うらやましいですよね。自分の能力が否定されているのに、他人は承認されている。とても辛い状況です。

夫
順調にいく同僚がうらやましい。しかしこの先、長いんです。短期的に見ることを僕はすすめないです。

一生懸命やってきた日々が虚しく思い出される

こんなに一生懸命にやってきたのに。いろんな目標を達成するために知恵を絞り働いてきた。結果は出したのに認められない悔しさを、誰にぶつけることができるでしょう。

自分の中で消化できない思いにあふれていています。

評価されていない自分は変われるのか

評価されない自分のどこを変えろというのか。どうしても「おかしい」と思う事のみを主張してきたのに。全くわかっていない。

こんな虚しい思いは辛すぎます。どこを変えろというのでしょうか。何も言わずに働けばいいのでしょうか。平社員は発言できないのでしょうか。

夫
その上司に通じやすい言い方はあります。各人が違う感受性を持つので、合わせていく。結果を得るために、相手の気持ちを汲むことがコミュニケーション力を上げる秘訣です。

転職活動しながら現職をつづけてみる?

居場所がないと思うなら、現職を続けつつ転職活動をするのも一つの手だと思います。しかし私は現職を続ける人が好きです(ごめんなさい)

人間、嫌なことがないと成長しません。変われません。工夫しません。

大切な自分の人生だからこそ、辛い時に何かを学ぶ。辛い経験を生かして自分を変える。人格に深みを増すためには、辛いことは不可欠です。

カタチは違えど、大きな辛いことは誰でもある

例えば昇進した同僚Aさんを見てみましょう。今回の昇格試験は通りました。管理職になった後、課長、部長、取締役までついて回る試験に合格し続けなければいけません。

昇進していくほど試験は難しいものとなります。限られた人しか合格しない試験に大きな価値を置きすぎるのもおかしいですね。

たとえAさんが昇進し続けても、もしかすると家庭内でのもめごとがあるかもしれません。途中で休職することもあるかもしれません。そんな中で自分の昇進試験を受け続ける人生って?(年齢を重ねていくと、よくあることだと思います。親ですから)

昇進し続けるのもつらい面があります。休むに休めない。気が抜けない。

価値観を変えることも大切

昇格試験という限定的な範囲であなたの人生全体を考えるのは、あまりに狭いものの見方だと思います。

転職も人生全体にかかわることです。転職先でも同じことが繰り返される可能性は大きいです。皆同じような構造の下で働くので、出てくる問題は似通ってきます。

その苦しいなかで学ぶ。人との意思疎通を学ぶ。さらに技術を磨く。結果を出すというサイクルを自分なりに作り上げていくことが、これから先の人生に役立ってくるのだと思います。

転職するにしても、です。

夫
上司も部下が食ってかかってくると丁寧な話はしづらいもの。当たり障りのない内容を伝え、評価で示す。評価があなたへの答えという場合も多いにあります。しかし私一人からの評価でなく、複数の管理職が出した総合的なものなのです。

まとめ:昇格試験に落ちたら退職すべき?

今回は昇格試験に落ちた場合の転職についてお話しました。なお、この記事は昇格試験落選後のシチュエーションとなっています。業務体系、経営体制、全く将来性がないという場合は、転職すべき時があることを念頭に置いて読んでくだされば幸いです。

私の人生での「仕事」「コミュニケーション」について本音で書きました。皆様の幸せのためにお役に立てればと思っています。

また、なかなかビジネス上での人間心理がよく理解できない。理解できてもその場に再現できない場合は社会人スクールで磨くのもお勧めです。