昇格試験に落ちる、ということもよくあることです。横並びの新入社員の時代から10年も経過すると、各人の立ち位置は大きく違ってきます。
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昇格試験に落ちた部下の心境を考える
順調に昇格していく部下と落ちる部下。意外なことにどちらもストレスを持っています。
昇格にもストレス、落ちるのもストレスなんですね。
自己嫌悪
自分の能力が否定されるわけですから、昇格試験に落ちるのは落ち込みます。自分の能力に疑問を持ってしまうと、やけになり、仕事も雑になりがちです。
すねるような感じ。どうせ自分は、という「どうせ」という言葉が出てくると要注意です。
焦り
周りの同期が昇格していれば、焦る気持ちもあるでしょう。順調に行ってうらやましく、自分と比較してしまいます。
「~さんはいいよな」なんて言葉が出てきた時、少し気配りをしてあげたほうが良いサインですね。
疲労困憊
昇格試験に落ちてショックが大きく、それだけで疲労困憊してしまう部下もいます。いろいろな思いが発散できず、内にこもって疲れてしまうんですね。
休憩時間もしゃべらず、笑顔がなくなってきたら要注意です
管理職として短時間でも話す時間を
管理職の立場で昇格試験に落ちた部下を、そのままにしておくことはもちろん許されないですね。
まずは部下の話に耳を傾ける。
現状打破できるヒントを自分が伝えることができるなら、伝えるべきです。しかし部下の心に響かない場合もあることは心しておいてくださいね。
日頃からのコミュニケーションが大切です。難しい部下管理に悩むなら、上司としても学ぶ必要がありそうですね。
管理職コースで部下管理を学べます。
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