- 昇格試験に落ちた後、やるべき3パターン
- 昇格試験に連続落ちた原因分析してわかること
- 今後の取るべき道
を一緒に考えていきましょう。私は「昇格試験に連続で落ちたことを、人間的な成長の機会と捉える」という考えです。やる気を失っている場合ではありません。
昇格試験に連続で落ちた直後やるべきこと3パターン
そうなんです。昇格試験に連続で落ちたからと言って、意気消沈しているヒマはあなたにはありません。
直後にやるべきことを3パターン挙げてみました。気持ちと仕事(作業)は別にしてください。
仕事に集中する
まず、やるべき仕事の優先順位をつけて、さっそく取り掛かっていきましょう。とにかく落ち込んでいる時間はあなたにはありません。
また、私は落ち込む必要すらないと思います。だって理由が分からないことを、今すぐ直すことは不可能だからです。
本を読む
まず、気持ちを立て直すのにお勧めなのは「本を読むこと」です。
いろんな気持ちに寄り添った本があるので、あなたの気持ちに合ったものをチョイスしてみてください。不思議と書店に行くと巡り合うもの。照れくさいけど、必ず一冊は手に取ってください。
また、いいと思った本は惜しげなく購入しましょう。いいんです。無駄に思えてもいいので、フィーリングに合ったものをチョイスします。
少し古い本ですが、読みやすくて面白かったですよ。
信頼できる職場の人に話す
話す、という行為は自分の中のストレスを開放します。多分、今他人と話してしまうと、泣き言になってしまうとは思うのですが、あなたが落ち込んでしまうと周りの人も困るものです。
管理職の方から見ると、あなたが落ち込みすぎると仕事が立ちいかない上、管理能力を問われてしまいます。
だからここは逆手に取りましょう。具合が悪い時は具合が悪いって言うんです。
まず、こういう時は、自分のカンを頼りにして「この人だったら」と思う人と話をする機会を持ちましょう。
昇格試験連続落ちた原因の分析方法
昇格試験に連続して落ちた原因を分析するのは、自分一人ではできません。昇格に必要な条件は管理職になって初めてはっきりするのではないでしょうか。
また、自分が管理職になって部下を昇格させるなら、どういう条件が必要になると思いますか?
その人物像とあなたはどれくらい離れていますか?
ここら辺のずれがなくなってくると、きっとどんな昇格の試験でも視点が定まり合格が近づくのではないでしょうか。
確かにあなたは努力しました。いろんな苦労を乗り越えてきました。しかし理想の、企業から管理職として必要な人物像に満点で合格しますか?
何かが足らない気がしますね。
信頼できる人とゆっくり話す
信頼できる人、いますか?
そこまでの付き合いがない場合、なかなか話せる機会がないと思います。
その場合は同年代の友人でもいいので、ゆっくり相談に乗ってもらう機会が必要だと思います。とにかくまず聞いてもらう事です。
あなたの身内、仲間だと言える人から「こうしたほうがいいんじゃない?」と言われたことは貴重な意見となります。優しく教えてくれえる可能性は高い。あなたのことを思って伝えてくれるからです。
ココを見落とさないでくださいね。
上司と短時間でもいいので話す
上司と話す場合、「自分は昇格試験に落ちたことを引きずっています」ということを上司が知っておくべきです。
メンタル状況の把握は上司の責務なので、話は通しておくべきです。恥ずかしがらずに短時間でもいいので、迷い込んでいることを伝えておく。
これは上司に解決してもらう相談というよりは、上司に自分のメンタルが弱りかけていることを伝えておく。そういう事から仲間意識が芽生える可能性もあるからです。
上司に解決してもらわないでいいんです。解決するのはあなたの実力が発揮できれば、自然な流れで解決するはず。
だって、上司が解決する方法と言えば
- 部署移動
- 来年も昇格試験を受けさせる
くらいしかできないでしょう。それならメンタル相談という形のほうが、お互い重くなりすぎないでよいと思うんです。しつこくしない。
昇格試験に連続で落ちた後取るべき道
昇格試験に連続で落ちた後、自分はどんな道をたどればいいのでしょうか。
転職するのも気分が変わりますが、この辛い経験を人間的な成長につなげたほうがあなたにとって何倍にも得になるのです。
転職するのであっても今後のために「自分にどういう視点が足らないのか」を知っておくことが役に立ちます。成長するからです。
人間的厚みを増す機会だととらえる
おすすめなのは「昇進試験に連続で落ちたことを、人間的厚みを増す機会と捉える」ということです。
社会人になって一生懸命に働いてきたあなた。業績を上げるための工夫と努力はほかの人に負けることはないでしょう。
しかし、何かが足らない状況で昇格できなかった事実は変わりません。連続でダメだったからには、成長する余地が残されていると捉えます。
思い切って転職する
また、思い切って転職するのも一つの道です。しかし人間的な成長無しでは転職はできたとしても、その後のスキル不足に悩むことがあります。
せめて転職前に
- 自分には何が足らないのか
- 足らない部分を伸ばせるのか
という点は明確にしておきたい。昇格試験に連続で落ちたことをプラス要素に変えることが、あなたにとって重要なことなのです。
落ちたことをくよくよするのではなく、落ちたことを糧にする。これで他人の痛みも理解でき、自分の成長にもつながる。昇華されるのだと強く思います。
おすすめは社会人スクールに通ってビジネススキルを磨くこと
転職後も人間関係は付いて回ります。昇格試験に連続で落ちたことを良い転機にするためには、何か学んで成長する方法が、あなたにとって一番利益になると思います。
もし、転職、または同じ職場でも移動になった場合、職場はあなたを業績だけで判断しているわけではありません。同じことの繰り返しにはなりたくないですね。
一生懸命業績アップに応えるため働いてきたあなたには、集中力と最後までやり抜く力はすでに備わっています。
しかし
- 物事を丸く収める力があるかどうか
- 安易な発言で同僚や顧客に反感を持たれやすくないのか。
- ビジネススキルをUPさせる必要はないのか。
など、改善すべき点は無限にあります。それは個人個人で違ってくる。
では、あなたには何が足らないんだろう?
現実の職場では
- 他人の客観的視点から見て、あなたに何が足らないのか
- 具体的にどこを伸ばすのか
- 伸ばすための方法はあるのか
このあたりのことは、企業では言語化するのが難しく、またはっきり言ってしまうとトラブルにもつながりかねません。だからはっきり言わない、言えないのですね。
原因が分からず落ち込むだけで時間が過ぎていくことは、本当に残念極まりないです。しかし、実は自分のビジネススキルの問題点を明らかにする方法、またビジネススキルを磨いていく社会人スクールがあります。
これをうまく利用するんです!!
人事評価からは会社に所属する以上、逃げられません。ならば、あなたを変えるべき機会と捉え、変われる人、成長する人になってほしいと心から思います。
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