短所は誰にでもあるもの。自分に不利な内容を自分から話す、ということは普段の会話にはほとんどありません。
あえて面接官が短所を聞くのはなぜでしょうか?
就活で短所を聞かれてもあわてない
短所を聞かれると誰でもイヤな気持ちになります。しかしこんな質問にも面接官の意図があります。
面接官は短所を質問し、何を判断するか
面接官は短所を質問して
- 短所に対して治していこうとする誠実さがあるか
- どういう方法でカバーしているのか
を見ているのだと思います。これは仕事のミスが発生した時の対処に似ていて
- ミス対策のための準備ができているか
- 防げなかったとき、リカバーするという意識はあるのか
などが知りたい情報。仕事に関する準備と修正能力があるかが透けて見える質問になります。
面接官の心に残るには
仕事では「報告」「連絡」「相談」という処理の仕方があります。まだ経験不足である新入社員は未熟な面が多いので、まずは報告、連絡相談など自分の判断だけに頼らない意識がある人を採用したいと思います。
実際、現場でお仕事する主人が言うには
魅力的な人になろう
言われたことを正確にこなす、間違いは繰り返さない。そうやって人とつながっていくことが仕事です。ビジネスでのコミュニケーション能力って、勘違いを少なくするためのスキルだと思っていて
「何をどうするのか」
「これで間違いないのか」
を共通理解するために身に付けておくべき能力だと思っています。それが「あの人に言えばスムーズ」という魅力的な人物に成長させてくれる。
学生のうちから少しでもコミュニケーション能力をあげておくと、対人間の思いをスムーズにつなげることが可能です。
人間、短所だらけ(どんなエライ人でも)
偉そうに見える面接官も30年くらい前は就活生です。その間に培った力で世の中を渡ってきた人物ですが、私生活ではミスはするし怒るし。何度言ってもわからない人だったりします。
しかしお仕事の場面では自分のミスしやすいところを知っていて、事前に手を打つ習慣がついている人たちです。他人の甘い行動に目を光らせているプロ。上司に指摘されないよう準備することで、新入社員も人間的に成長できることも多いのではないかなと思ってます。
基本のコミュニケーション能力を学んでいます。
コミュニケーション能力を学ぶと公私ともスムーズになります。親子問題や夫婦のすれ違いなども、伝え方を学ぶことでスムーズな連携が取れることも多いんです。相手を変えずに自分のコミュニケーション方法を変えることを学ぶのは有益です。